Chrome拡張機能に星1レビューが届いた

 今日は少し気分がいい。

 Gmailを久しぶりに開いたら、昔作ったChrome拡張機能に星1のレビューが届いていた。

 

 その拡張機能というのは、Pixivのブックマークにおいて、ランダムなページに飛べるようにするもの。

 URLの末尾に「?p=3」みたいにページ数があると思う。それを、ランダムに変える。それだけの拡張機能

 Pixivでは好きなイラスト等をどんどん「いいね」することができる。しかしながら、Pixivのブックマークには、並び替えが新古しかないから、それだと、昔に「いいね」したイラストは機会がなければほとんど目にすることは無くなる。

 観光と同じで、素晴らしいイラストも一期一会だと考えればそれまでの話。だが、当時の僕は、ときどき昔「いいね」したイラストに立ち戻る機会があってもいいのではないかと思って、その拡張機能を作った。

 

 

 仕組みは簡単。ページ上から、総ブックマーク数を抽出し、その値から、ブックマークの総ページ数を割り出す。

 たとえば、1ページあたり20枚のイラストが表示され、総ブックマーク数が103なら、総ページ数は6ページとなる。

 あとは、ページ上に、ランダムページへ飛ぶ処理をするボタンを設置するだけ。

 

 

 今でも、僕の環境では、正常に動作している。しかし、星2や星1の評価がつく。

 英語圏の方にも提供しているから、海外の環境では上手く動作していないのだろうか。たとえば、海外からPixivにアクセスした場合には、CSS等の仕様が違うとか。しかし、ドメインは同じはずで、それは考えにくい。言語を変更した場合の動作は確認している。

 僕の使っている他人様の拡張機能のレビューにも、「動作しません」みたいなレビューを見かけることがあるから、ただ単に、一部の動作しなかった民がレビューしているのだとも考えられる。

 マイナーな拡張機能だから、普通に使えた人間がわざわざ、星5を付けに来ることは滅多にない。故に、悪評ばかりが目立つのだろうか。

 現状の評価は、星5、星1、星2、星1の四つ。

 他に原因として思い当たるのが、「ウイルス対策ソフト」。ウイルス対策ソフトと銘打つソフトの中には、ブラウザに介入して、様々な制限やフィルターをもたらすものがある。中には、「あまり知られていないChrome拡張機能は無効化する」ようなソフトも存在すると考えられる。そういったソフトの機能を知らずにして、動作しなかった人が星1を付けているのかもしれない。

 

 

 仮にそうとするなら、特に対策の仕様はない。注意書きをするにしても、正常に使える人からしたら煩わしいかもしれないから。

 今話した拡張機能だが、始めはもちろん、自分が使う目的で作った。今は使っていない。だから、あまりにも酷評が鼻につくようになれば、公開をやめればいいだけのことだ。

 ただし、いるかも知れないわずかな利用者のために、極力残す、というか放って置く方向で考える。逆の立場にあったことが、一度や二度あったから。

 仮に誰も使って無くとも、拡張機能のストアは、粗製濫造の体ではないから、素人の作品が混じっていても決して邪魔にはならないはず。