不機嫌の原因を当人の個に求めることは、良い結果を導かない。
満たされている者は犯罪者にならない。周りに怒りを振りまく者は、お腹が空いていたり、病の痛みに晒されていたり、社会的に無知であったりする。
僕はこれを、法学の「無罪推定の法則」になぞらえて、最善解釈の法則としている。
昨日嬉しいことに、右の鼻から透明の液体が出てきた。恐らく膿だ。目の痛みが和らぎ、久しぶりに快い眠気を感じることができた。
楽しい気持ち、前向きな気持ちが甦った。
過去や情緒といった神秘は、ただ陽の当たらない場所に隠されていて、覗き込めばその繊麗たる輝きを忘れずに保っている。
自らを見つめるときも災難を加味して、必要以上に貶めない。